2works by 宮原さん&内田さんのインストラクション

「Dancing between bones」

宮原さんの「灰と子宮」の行間・空白が面白かったので、
パソコン画面で文章全体を写し、それを見ながら踊ることからスタート。

余白だけでなく言葉も目に飛び込んでくるので、影響はされる。

最終的に、言葉のイメージと余白の身体性と、それから自分の部屋と外の音が結びついて広がっていく感覚になりました。


「Step step step」

内田さんの「回想」から、咄嗟に浮かんだ「足踏み」。

ぐるぐるしていくイメージも一緒に。

試作:まだ会ったことのない、ある男性の為の

音声によるインストラクション「まだ会ったことのない、ある男性の為の(試作)」
音声:小山柚香、田上碧

● 好きな音楽を流しながら聴いてください。
● ワイヤレスのヘッドホンかイヤホンがおすすめ。
● 聴きながら佇んでも良いし、3分間でできることをするのも良いかもしれません。
  例)洗濯物を干す。食器を洗う。髪を乾かす。服を着る。etc.

インストラクション:まだ会ったことのない、ある男性の為の

音声によるインストラクション「まだ会ったことのない、ある男性の為の」

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言葉による、振付のインストラクションを作る。

→ そのまま聴き、イメージを身体の中で起こせるよう、音声ファイルにしました。

なんとなく、液晶の文字ではない気がしたので、書き記した画像も添付します。

他の人が読んだ声とミックスさせて、もう少し匿名性を出したい(依頼中)。

交差点に立つ

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集合体

7分間ずっとそこにいる。
何とも、誰とも繋がらずに。

スマフォを見ていると繋がっている感じ

人を待っていてもそう。

ないもない状態である。


いろいろな人が見るけど、その人にとっては一瞬の景色で
たくさんの人の一瞬の景色が集まって私ができているようだ。

都会では、そうやって自分がバラバラになていくのか。

太陽が眩しくて左側が見れない。

青く何もないドーム。

ピンク色紫色は私の暮らしにはない物。

点滅。

ファミリー。見上げてくるのに強い。目。
こちらが目を逸らす。

1度だけ時計を見る。
その後の時間が伸びているよう。もう一度見たときはちょうど0。

最後の方は少し居心地が良くなって、去る時には、温められた左側が切ない感じ。

みるみる見る

数える数えないようにする。

ここここの集合体

広くどーんと構えた存在は横断歩道の真ん中だけ。

そこに要塞を作る想像をする。

十分な広さだ。

稀に見るファミリー

背中を守るのは艶々した葉面。

ここらへん風が強いんだよね。わざとかな?
地面がきれいになるから。
余計な物がない。どこかに追いやられているのかな。

重さルーティーン

最近、早朝に近所の公園で踊っています。
そこにある切り株の集合体のような遊具で、最近やっているトレーニング的な遊びを撮影しました。

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広太さんの文章を読んで、”重さ” について考えた。

公園の切り株遊具はいろいろな高さの切り株でできていて、中心の株が一番高いので、周りの株をイスとするとちょうどダイニングテーブルのようにもなる。

早朝はまだ昨日の名残を引き摺っていて、
夕方に子供たちが集めた石や枝が落書き的に置かれていることもあれば、
夜中に誰かが晩酌をした酎ハイの空き缶が残っていたりもする。

いろいろな重さの形跡。いろいろな重さの人たちがここで、各々の見方で、各々の過ごし方をしているのだなと想う。

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「その者が地面にどうめり込んでいるか」に最近興味があります。
動物園の動物たちは座るのがとても上手い(お尻がちゃんとめり込んでいる)。
同じ人間でも、硬い座面の椅子に浮くように座る人と、粘土のように柔らかい座面に溶けていっているように見える人もいます。

踊る時、振付を作る時に、自分がどの程度の重さで地面に立つのかを考えていきたいなぁと思っています。