外を観察した後のテキスト

ws中に書いたものをそのまま上げてみます。

(これを推敲してあげてもいいと広太さんが言われたので、この後推敲にも挑戦してみようと思います。)

ジーンとするような木と山の音を感じる。
この日差し、夕方のつよーい日差し、割と好きだなぁ。一番は朝の光だけど。
ところで誰もいない。小学校の裏通り200mほどを通る人はひとりもいない。
向いの給食センターの音だろうか?そこに設置してある自販機の音だろうか、じゅわーっと音を立てている。
ここに立つとずっとこの音が聞こえるんだ。
山の音と、自販機の音、音にはレイヤーがあるんだな。
歩いていると、どのかの家から大きなラジオの音が聞こえてきた。お年寄りが聞いているんだろうか?
道路にまで大きく聞こえている。
お年よりが夫婦で歩いている。(多分夫婦)
小学校を除くとお年寄りが数人。校門から出てくるところだ。
今日は選挙だからね。
そしてここは、日本一高齢化が進んでいる地域だからね。
出会ったお年寄りは、みんなで7人。きっとみんなの年齢を足したらすごいことになりそう。
もしかしたら500を超えるんじゃないかな。
玄関先でおじさんが作業している。
何かを修理しているんだろうか。何かを掘ってるのかな?
お隣の子供たちの声が一瞬聞こえた!子どもの尖った声。自分の神経がピピっと反応しているのがわかる。
お年寄りの身体とその周りの雰囲気と子どものそれは全く違う。
弾力のあるボールと、表面が徐々に空気に溶けだしたボール。
時間と共に空気に溶けて最後には消えてしまうのかー。
あ。そうだ。匂い。
今はあまり外のにおいを感じなかった。
いや、あるはず。
わたしが反応するのは食べ物のにおいと危険な匂いだからか。
今度外に出る時は、いつもの外にどんなにおいがあるのかを観察してみよう。
観察しようと思って外に出て、目的もなく歩いたり何かを眺めたりしていると通り掛かった人に「この人何してんの?」って思われるんじゃないかと思ってしまう。
こんなことを思っているようじゃまだまだだな。
全然知らない人に何を思われてもいいはずなのにね。
自分が「何をしている人」かはっきりあらわさなくてもいいよね。

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