◀︎▲▽
集合体
7分間ずっとそこにいる。
何とも、誰とも繋がらずに。
スマフォを見ていると繋がっている感じ
人を待っていてもそう。
ないもない状態である。
いろいろな人が見るけど、その人にとっては一瞬の景色で
たくさんの人の一瞬の景色が集まって私ができているようだ。
都会では、そうやって自分がバラバラになていくのか。
太陽が眩しくて左側が見れない。
青く何もないドーム。
ピンク色紫色は私の暮らしにはない物。
点滅。
ファミリー。見上げてくるのに強い。目。
こちらが目を逸らす。
1度だけ時計を見る。
その後の時間が伸びているよう。もう一度見たときはちょうど0。
最後の方は少し居心地が良くなって、去る時には、温められた左側が切ない感じ。
みるみる見る
数える数えないようにする。
ここここの集合体
広くどーんと構えた存在は横断歩道の真ん中だけ。
そこに要塞を作る想像をする。
十分な広さだ。
稀に見るファミリー
背中を守るのは艶々した葉面。
ここらへん風が強いんだよね。わざとかな?
地面がきれいになるから。
余計な物がない。どこかに追いやられているのかな。
ダンサー、振付家。長野県生まれ。
2012年~パフォーマンスシアターグループ Comp.を主催。ダンス経験をもたない様々なジャンルのパフォーマーを起用し、即興的なパフォーマンス作品を発表。 近年は様々な振付家の作品出演など個人の活動に専念し、クラシックバレエやジャズダンス・声楽等の経験を活かしミュージカル作品や企業プロモーションなどのプロジェクトにも幅広く参加。振付家として、演劇作品やミュージックビデオへの振付提供や、演出等も積極的に行っている。
また、東北の郷土芸能やインドネシア舞踊に興味を持ち、東アジアに共通して見られる土着的な身体の在り方を研究。現地での滞在経験や文化交流を元に、2020年12月にソロパフォーマンス作品「彼の地の匂い」を制作、発表。中性的・野生的な身体が好評を得た。
面白くて、かっこいいですね!静と動が絡んでいて!
あれ?と思ったら〜どうなってるんですか!!!面白いです。
佇んでいる時、頭で同時に色々考えるなーと思っています。
ぱらぱらと、違う動きをするからだ、共感&親近感!!!
隙間からのリンパ液のような風、空気は全く特性のリンパ液だ。身体の平滑空間。
ふすまと交差点の取り残された空間はどこだと探したくなってしまう。
いつもの交差点で身体の方が都会だった。
なのに不思議な出会いがいつも、いつも。
なんだんだ、アヒルさんもパンダさんも、それが取り残され空間だったのか?
皆さんのコメントを読んで…
都会的に見せる物はひょっとして、建物など物体ではなく、人の運動の仕方や立ち振る舞いなのではと考えました。
もちろん物体によって人の運動が誘発されてはいるのだけど、それに反発する事も本当はできるはず。逆に共鳴して助長することも出来る。
自身の選択によって、実は色々な立ち振る舞いで生活することができる。忘れがちですが。
あと、「人の運動が環境を作る」は、舞台上でのムーブメントにも通ずる。
都会的なムーブメント、パブリックorパーソナルなムーブメント。プリミティブなムーブメントとか。