ワークショップが終わってからも福田さんのインストラクション『進んでいる』 で、踊って撮って見て、を繰り返しています。
タイトルもインストラクションも、『進んでいる』なんだけれど、1作品目と、2作品目、どちらも私にはずっとそこに留まっている感覚があって、(タスクいっぱいの頭でその場で動いている感じ?)それを引きずって作ったのがこちらです。
ずっと同じインストラクションで踊っていますが、明るい時、暗い時、昼、夜、風、人がいるかいないか、この後予定があるかないか、とか、外的な事でだいぶ変わることと、全然変わらないことがあるなぁと感じています。
変わることは表層から出てくる、持ってるやつ、体の十八番、みたいなやつを出したいか、出したくないか、ということ。これは外的な環境にすごく左右されてる気がする…。
変わらないことは、留まっていたい感覚。本当はあんまり動きたくなくて漂ってたい?と言う気持ち。うーん、上手に言葉にできない。
で、作ったばかりの動画を見ていて、
あれ?留まってるって言ったら、これもアクティブに、物理的に留まってるんじゃない?と、思い立ち、作って見たのがこちらです。
毎日定点カメラで1時間位撮影して、80倍速位にして、気が向いたらInstagramに投稿している、『家事なんて踊りながらくらいじゃないとやってられないよねシリーズ』の2日分を重ねて見ました。
家事って、物理的に、アクティブにその場にとどまっているよなぁーーー(しかも毎日。やってることは微妙に違うけど大体同じ)
頭はタスクいっぱいでぐるぐる回転しているけど、座禅組んでる時みたいに瞑想してる感覚というか…その状態で踊ったらどうなるかなぁーと毎日試している動画です。
なんとなく、留まっているけど進んでいる、進んでいるけど留まっている、と言うことに共通点を感じて。
雪の福岡より。
新潟県出身。東京を拠点とし、HIPHOP・バレエ・コンテンポラリーダンスを学ぶ。2011年福岡に移住。
「あそびとおどり」をテーマに教育機関・スポーツ施設にて活動している。