ゆるやかなダンス革命in福岡 vol.1 「ダンスをする→ダンスになる」 この企画は福岡で活動する5名のダンサーが、振付家・手塚夏子の「ダンスとは何か」という根源的な問いに対しての実験を試みることからスタートしています。 他者との〈ずれ〉や〈差異〉を否定せず、ムーブメントを重ね、反応を言語化していく過程を私たちは「ダンス公演」として位置づけました。 対話の手法としての「みる・話す・聞く」を表現に混ぜ込んだ革命的な光景に是非立ち会ってください。 【出演】 岩下愛 つかのみき 徳永恭子 真吉 宮原一枝 【伴走者】 手塚夏子 【効果スタッフ】 (有)アクトワン 【制作協力】 ピカラック ■日時 2021年12月11日(土)①13:00 ②16:00 ②終演後アフタートーク ゲストパネリスト:佐藤薫子(公益財団法人 福岡市文化芸術振興財団 事業コーディネーター ダンス担当) ■会場 福岡アジア美術館 アートカフェ (福岡市博多区下川端町3-1 地下鉄中洲川端駅上「博多リバレイン」7階) ■主催 ゆるやかなダンス革命実行委員会 ■ARTS for the future! 補助対象事業 表示を縮小
春の森より
久々に佇ずむワークをやってみました。
春が溢れている
蕾は芽吹いて
山は白くなり
鳥は頭の上で求愛をしている
遠くに街のゴーという音
このさきに、なにがあるとですか
さくらのときはいいやろうねぇ
屋根を小さな足音が伝う
冬と違い、騒がしい山
誰かが作った、枯れ木のテント
新しい、はじまった、繰り広げられる、前の、景色
うんざりする、あふれる、溢れ出す、生命力
佇んでいる間に、ふっと来る終わり
終わりを考えてばかりの、春
また、帰り道の、駆け降りるような足音が聞こえる
『進んでいるⅢ』から『1/22/24』まで
ワークショップが終わってからも福田さんのインストラクション『進んでいる』 で、踊って撮って見て、を繰り返しています。
タイトルもインストラクションも、『進んでいる』なんだけれど、1作品目と、2作品目、どちらも私にはずっとそこに留まっている感覚があって、(タスクいっぱいの頭でその場で動いている感じ?)それを引きずって作ったのがこちらです。
ずっと同じインストラクションで踊っていますが、明るい時、暗い時、昼、夜、風、人がいるかいないか、この後予定があるかないか、とか、外的な事でだいぶ変わることと、全然変わらないことがあるなぁと感じています。
変わることは表層から出てくる、持ってるやつ、体の十八番、みたいなやつを出したいか、出したくないか、ということ。これは外的な環境にすごく左右されてる気がする…。
変わらないことは、留まっていたい感覚。本当はあんまり動きたくなくて漂ってたい?と言う気持ち。うーん、上手に言葉にできない。
で、作ったばかりの動画を見ていて、
あれ?留まってるって言ったら、これもアクティブに、物理的に留まってるんじゃない?と、思い立ち、作って見たのがこちらです。
毎日定点カメラで1時間位撮影して、80倍速位にして、気が向いたらInstagramに投稿している、『家事なんて踊りながらくらいじゃないとやってられないよねシリーズ』の2日分を重ねて見ました。
家事って、物理的に、アクティブにその場にとどまっているよなぁーーー(しかも毎日。やってることは微妙に違うけど大体同じ)
頭はタスクいっぱいでぐるぐる回転しているけど、座禅組んでる時みたいに瞑想してる感覚というか…その状態で踊ったらどうなるかなぁーと毎日試している動画です。
なんとなく、留まっているけど進んでいる、進んでいるけど留まっている、と言うことに共通点を感じて。
雪の福岡より。
福田さんインストラクション/進んでいる・その2
昨日も投稿した、福田さんのインストラクション。うーむ…室内じゃなくて、広いところでやってみたいな、と、試してみました。
WSが終わって、書き残したノートや、作品や散文など、読み返しています。
神社で佇んで、書いた言葉、(覚書②の動画の時のもの)【私は「なになにのようだ」って言葉を探してる】と、いうのが、今の私の踊りじゃん〜と、思わずうわぁ、と唸ってしまいました。とても痛い。
このなんだかどうしたらよいかわからないものを持ったり置いたりしながら、しばらく探検したいと思います。
福田さんインストラクション/進んでいる・その1
今朝、アフリカンダンスの稽古の間にやりたくなってむずむずして撮影。
読んでいるのは娘、向こうの方で聴こえるのはドラマーが叩いているジェンベです。
今朝は誰かの気配が沢山する狭いところでやりたくなって、こんな感じになりましたが、もう少し広い場所で試したいなぁと思っています。
みっきーさんダリの絵(仮)
2works by 宮原さん&内田さんのインストラクション
宮原さんの「灰と子宮」の行間・空白が面白かったので、
パソコン画面で文章全体を写し、それを見ながら踊ることからスタート。
余白だけでなく言葉も目に飛び込んでくるので、影響はされる。
最終的に、言葉のイメージと余白の身体性と、それから自分の部屋と外の音が結びついて広がっていく感覚になりました。
内田さんの「回想」から、咄嗟に浮かんだ「足踏み」。
ぐるぐるしていくイメージも一緒に。
海に沈む(真崎さんのインストラクションより)
いくつかの言葉がトリガーとなってできたもの。
音も作ってみた。
実験③ インストラクション「牡丹雪の降る日」
前回の自分のインストラクションでは文章そのままにやりすぎたかなと思ったので、今回は文章から受ける感覚をできるだけそのまま出せるようにトライしてみました。
動きにおこすのはちょっと難しいなと前回思ったので、今回は写真にて。
エアコンとか映り込まない方がいいかと思ったけど、意外と日常感があった方が感覚が近くなる気がしたので切り取るのはやめました。
それならそれでもっと考えられたら良かったなと思っています。
手前の部分ももうちょっと何かできたかなと思うけど、どうやったら良かったんだろうか…。