昨日も投稿した、福田さんのインストラクション。うーむ…室内じゃなくて、広いところでやってみたいな、と、試してみました。
WSが終わって、書き残したノートや、作品や散文など、読み返しています。
神社で佇んで、書いた言葉、(覚書②の動画の時のもの)【私は「なになにのようだ」って言葉を探してる】と、いうのが、今の私の踊りじゃん〜と、思わずうわぁ、と唸ってしまいました。とても痛い。
このなんだかどうしたらよいかわからないものを持ったり置いたりしながら、しばらく探検したいと思います。
山崎広太オンラインワークショップ
昨日も投稿した、福田さんのインストラクション。うーむ…室内じゃなくて、広いところでやってみたいな、と、試してみました。
WSが終わって、書き残したノートや、作品や散文など、読み返しています。
神社で佇んで、書いた言葉、(覚書②の動画の時のもの)【私は「なになにのようだ」って言葉を探してる】と、いうのが、今の私の踊りじゃん〜と、思わずうわぁ、と唸ってしまいました。とても痛い。
このなんだかどうしたらよいかわからないものを持ったり置いたりしながら、しばらく探検したいと思います。
宮原さんの「灰と子宮」の行間・空白が面白かったので、
パソコン画面で文章全体を写し、それを見ながら踊ることからスタート。
余白だけでなく言葉も目に飛び込んでくるので、影響はされる。
最終的に、言葉のイメージと余白の身体性と、それから自分の部屋と外の音が結びついて広がっていく感覚になりました。
内田さんの「回想」から、咄嗟に浮かんだ「足踏み」。
ぐるぐるしていくイメージも一緒に。
ダンサー、振付家。長野県生まれ。
2012年~パフォーマンスシアターグループ Comp.を主催。ダンス経験をもたない様々なジャンルのパフォーマーを起用し、即興的なパフォーマンス作品を発表。 近年は様々な振付家の作品出演など個人の活動に専念し、クラシックバレエやジャズダンス・声楽等の経験を活かしミュージカル作品や企業プロモーションなどのプロジェクトにも幅広く参加。振付家として、演劇作品やミュージックビデオへの振付提供や、演出等も積極的に行っている。
また、東北の郷土芸能やインドネシア舞踊に興味を持ち、東アジアに共通して見られる土着的な身体の在り方を研究。現地での滞在経験や文化交流を元に、2020年12月にソロパフォーマンス作品「彼の地の匂い」を制作、発表。中性的・野生的な身体が好評を得た。
前回の自分のインストラクションでは文章そのままにやりすぎたかなと思ったので、今回は文章から受ける感覚をできるだけそのまま出せるようにトライしてみました。
動きにおこすのはちょっと難しいなと前回思ったので、今回は写真にて。
エアコンとか映り込まない方がいいかと思ったけど、意外と日常感があった方が感覚が近くなる気がしたので切り取るのはやめました。
それならそれでもっと考えられたら良かったなと思っています。
手前の部分ももうちょっと何かできたかなと思うけど、どうやったら良かったんだろうか…。
今日のワークショップで紹介されたアニメーション動画「失われた朝食」は、とても強烈で慄いてしまった。しばらく興奮していたため、その後の皆さんの話に全く入っていけず、作品の中にある排水溝から流れ落ちてしまった朝食のように、何か話したらおかしなことが零れ落ちないかと、必死にこらえていた。
この作品は、おじさんかおばさんか分からない中年(のちに男性と判明)が、朝起きてからのルーティーンが少しづつ壊れていく様子をシュールに描き出している。一つのことがほころび始めるとどうしようもなくなり、日常的に記録されてきた身体の所作が足かせとなり、とことん壊されていく。バックに流れる音は荒い呼吸音で、やるせないサラリーマンの朝食が意思とは関係なく非日常のループに組み込まれていくさまがとても身体的で、順番・数・場所・サイズがどんどずれていくにしたがって、どんどん奥歯がかゆくなった。紙におかれたティーパックのシミさえも体に充満していくような。
美術教師という職業柄か、日常を絵コンテのように体のどこかに写メしているところがある。それが空間や場に放たれるものをダンスといいたい部分がある。なので、このアニメーションはとてもダンス的だった。
今日の宿題は『日常の中で今から5分間はダンスだと思って過ごしてみる。そのように意識したときに何が変わるのか?何が日常の行為をダンスたらしめるのか?』である。
夕飯を作っているときのこと。宿題を少しだけ考えたが多分1分も持たなかった。しかし、食器乾燥棚の上の方に立てかけてあった菜箸が、振り向きざまにぐさりと顎に当たった時、本当にびっくりするほど鮮明に、20数年前に横浜の中華街で食べたお店の奥にある白い二階に上がる階段が浮かんだ。きっと麻婆豆腐を作っていたからだろうけど。
広太さんが仰るように「言葉はすべてを説明できないし、過程なので重要じゃない。」と思うが、指で体の一部を触った皮膚感覚から言葉を紡ぐワークショップの時にはあいまいだったことが少しすっきりした。
この経験は少し大切にしておこう。
Keiさんの「フレッシュフレッシュ」にトライしました。
ダンスカンパニーhoramiri代表
1967年 島原に生まれる。(現在、北九州在住)
北九州大学商学部在学中、同校演劇研究会に所属。
1993年、Uターンして「飛ぶ劇場」入団。
1997年、(財)地域創造の「舞台芸術活性化事業」(竹内登志子氏の指導・振付の元、飯塚市と埼玉市でコンテンポラリーダンス『nostalgia』の公演を行うもの)にてはじめてコンテンポラリーダンスに触れる。
2004年 コンテンポラリーダンスカンパニーhoramiri設立。
2005年 『くじらのひげ。』
2009年 『月の沙漠』
2010年 『きつねの嫁入り』
2015年『黒の物語』
2017年『around the circle』
2019年『ストライプ』